2001年4月の手紙

山根 基世 様

 山根さんがおっしゃるように「ありがとう」と言いたくなるほどの野の花と新芽でいっぱいになりました。もう緑一面になった花梨林の中を雉の雄が雌二羽を従えて得意顔で歩いています。

 さてカワセミのサンちゃんとサクラの番いは3月24日に求愛給餌をやって以来、池にサンちゃんしか来なくて、時たま魚の頭を先にして持っていくので、もう卵を産んであたためているのかと思っていたら4月5日、12日ぶりにひょっこり二羽揃って来て、池の上の枝で求愛給餌と交尾をしました。次の日同じ事をしました。12日間サクラはどうしていたのでしょうか。家に居ての観察だけでは、中々生態は分かりません。造った人工崖にでも繁殖してくれれば、かなり解明できるのですが・・。何処かに営巣したらしく、6日に最後の卵を産んだのではないかと推測しております。

 7日からは、交替で魚を捕りに来るので、抱卵しているものと思われます。計算しますと、孵化するのが4月28日頃、そして5月19日土曜日前後に巣立ちということになりますが、そううまく計算通りにいくかどうかは分かりません。

 5月の第三土曜日には、新しいカワセミ情報が送れると思います

 写真1. 求愛給餌 右がサンちゃん
 写真2. 求愛給仕 上がサクラ。サンちゃんが下から捧げるように魚を渡している。

2001年4月
峯岸 信之

※ヤマセミのオスは喉の所に茶色の模様があります。メスにはありません。