1999年3月28日の手紙

山根 基世 様

 ファンです私は。ストーカーではありませんので、どうぞ不安がらないで下さい。

 『関東甲信越小さな旅』の頃からですから、もう遠い昔のことになります。あの頃の小さな旅は全部録画してあります。今までにファンになったのは、山根さんと千代の富士さんだけです。お2人に何か脈絡が無いなとお思いでしょうが・・やはり無いのです。

去る1月23日の夜、ラジオ深夜便でカワセミのことを感激しておられましたので、ここにカワセミの写真を送り(金一封はありませんが)御招待申し上げます。

 私共の裏庭の池にカワセミが飛来します。民家にカワセミが来るのは全国でも珍しいというので、NHK、テレビ東京に出ました。

 少々自慢をさせて下さい。まず写真。撮ろうと思っても撮れない写真です。狙っても撮れない。狙わないともっと撮れない。かなり偶然が伴う。そこで私が考えた言葉『作為の偶然』または、『故意の偶然』。で1万枚撮った中の4、5枚の中の1枚。500ミリのレンズで8千分の1秒。

 自然も自慢の一つです。6千坪の屋敷に池が二つあり、そこへカワセミが飛来します。今常時来ているメスのカワセミの"ウメちゃん"は彼氏ができなくて困っています。

 で、ラジオでは御尊顔を拝し奉れませんので、カワセミのお話のあとは眠ってしまいました。どうもすみません。

1999年3月28日
峯岸 信之